漫画アプリ「サンデーうぇぶり」で読めるおすすめマンガを厳選したので、それぞれ解説していきます。
サンデーうぇぶりは小学館公式のマンガアプリですが、ラブコメやバトル、日常系やスポーツなど各ジャンルでビッグタイトルが多数配信されています。
ですが読める作品が多すぎるので、手っ取り早く「おすすめ作品を知りたい!」という人もいますよね。なのでマンガ好きの私が、
- サンデーうぇぶりのおすすめマンガはどれ?
- サンデーうぇぶりで無料で読める面白いマンガが知りたい
という人のために、20個をピックアップしてみました!
サンデーうぇぶりは「マンガに詳しくない人」でも1度は聞いたことのあるタイトルがラインナップされているので、マンガ初心者の人でもたっぷり楽しめますね!
サンデーうぇぶりのおすすめマンガ20選
サンデーうぇぶりは小学館の公式マンガアプリなので、次のようなビッグタイトルも配信されています。
ビッグタイトルも面白いのですが、多くの人が読んでそうなので、ここで紹介する20作品からは除外しています。
サンデーうぇぶりは最低でも1日に2話ずつ無料で読めるので、気になる作品があればさっそく読んでみましょう!
ジンメン
「ジンメン」と名乗る人面動物が織りなすパニックホラー。
幼い頃から動物が大好きな男子高生、神宮マサトは転校によって7年ぶりに故郷に戻ってきました。
久しぶりに会う幼馴染のヒトミと動物園デートをしますが、動物たちはもぬけの殻です。その時、突然二人は人の顔が付いた動物(=ジンメン)に襲われます。
マサトは、動物が大好きだからこそ、ジンメンに対しても悩みながら行動します。それにしても、人面の動物って不気味ですね。襲い掛かるジンメンに立ち向かうシーンは迫力があり、戦慄モノです。
ジンメンはなぜ生まれたのか、ジンメンに支配されつつある世界を取り戻せるのか、マサトたちは生き延びられるのか、怖いけれど「人間のエゴ」について考えさせられる作品です。
からかい上手の高木さん
西片はいたって普通の男子学生です。教室の一番後ろの座席で、隣に座る女子の高木さんが気になって仕方ありません。高木さんはいつも西片のことをからかってきます。
毎回西片は高木さんをからかい返して恥ずかしがらせたいと目論んでいますが、いつも高木さんの方が一枚上手なのです。高木さんの機転の利くからかいは、お見事としか言いようがありません!
学生時代に異性とこんなやり取りができたら、青春という言葉以外当てはまらないのではないかと思います。西片の単純な性格がいじらしく、二人のやりとりを見ていると勝手に頬が緩み、ニヤニヤしてしまいますよ。
回を重ねるごとにニヤニヤの中に胸キュン要素が混じってきて、悶絶間違いなしのラブコメディー…!
H2
天才ピッチャーの国見比呂と天才バッター橘英雄は、中学から共に野球に没頭してきた親友かつライバル。しかし比呂は肘の故障により野球を断念し、野球部のない高校へ進学します。その後、比呂を診断した医師が無免許だと判明し、野球を再開。
しかし野球部のない高校だったので、ゼロから部活を作り、甲子園を目指す…という王道ストーリー。
H2は野球への熱い気持ちと青春の甘酸っぱさがはじける野球マンガです。二人の野球少年はどちらもカッコよくて、読者は比呂派、英雄派に分かれて派閥ができるほど。比呂は野球を楽しみながらもストイックです。意地っ張りな性格が素直じゃなくて共感できますよ。
比呂は中学の頃から、幼馴染みである雨宮ひかりに淡い恋心を抱いているのですが、高校ではマネージャーの古賀春華と出会い、3人の恋模様にも注目です。
野球には勘が冴えるのに、恋愛にはとことん疎い比呂を見ているのが歯がゆくなりますね。
二人の野球少年の成長と、その恋の行方とは…?
実はドラマ化もされていて、山田孝之さんや石原さとみさんが出演していました…!
ドロヘドロ
舞台は魔法を使うことができない人間と、魔法を使える魔法使いがいる世界です。魔法によって頭をトカゲに変えられてしまった男性のカイマンは、記憶を失くしてしまいました。
記憶と元の姿を取り戻すために、相棒である女性のニカイドウと共に魔法使いを狩る冒険を繰り広げます。絵が衝撃的なので好みが分かれるかもしれませんが、回を追うごとにハマってしまう作品です。
不思議な世界の謎が徐々に解き明かされていき、最後まで読み終えた暁には、また最初から読みたくなる中毒性を持っています。ニカイドウは、一見すると可愛らしい感じなのですが、本気を出すとものすごく強くて女性に憧れられる女性の典型なのではないでしょうか。
このカオスな世界に足を踏み入れて損はありません。
あそこではたらくムスブさん
湘南ゴム工業株式会社で営業の仕事をしている砂上吾郎には、密かに気になっている女性がいます。それは、同じ会社の総合開発部で働くムスブさんです。理系女子であるムスブさんが研究開発しているのは、なんと…!?
営業担当と開発者としてその商品を取り扱いながら、二人の恋の行方がどうなっていくのかが見物です!ムスブさんはクールな印象ですが、吾郎の好意に気付いてゆっくりと吾郎を意識していく姿がとても可愛いですね。
ヘタレな吾郎が少しずつアプローチできるようになるところも応援したくなります。二人の初々しい恋の始まりには胸キュン必至です!ほのぼのと甘酸っぱい気持ちが味わえますよ。
ひとつばな
男子中学生の倉内明斗は、一学年先輩の朱石ゆい子に初対面で恋に落ちます。明斗にとってこれは初恋で、その日からゆい子の存在が明斗の心を支配し、執着心が生まれます。
この想いを「ひとつばな」と呼び、何もかも捨て去り、全てを捧げてしまうほど「何か」や「誰か」に執着してしまうことを意味しています。憎いほどに愛おしいラブストーリーの行方とは…?
ゆい子は基本的には天真爛漫ですが、時折見せる小悪魔的な魅力には、読んでいる私たちまで翻弄されてしまいます。明斗の純粋さが健気で可愛くもあり、痛々しくもあり、様々な愛のかたちについて考えさせられる作品です。
ゆい子に執着し続ける明斗、そしてゆい子の今後の展開とは…?
何もないけど空は青い
ある日隕石が衝突し、未知のバクテリアの影響で地球上の鉄などの金属が腐食し失われてしまいました。鉄のお陰で築き上げられてきた文明は崩壊し、世界中の誰もが絶望。
東京から200キロ離れたM市に住む男子高生の河上仁吉は、同級生である七ノ宮華羅と人間らしく生きる道を探します。仁吉は頭の回転が速く、常に冷静。鉄が失われるという異常事態にも客観的に対応していて、頼りがいのあるキャラクターです。
しかし、時に熱いセリフを言ったり、大胆な行動を起こすので、そのギャップがカッコいいんです!設定は重めですが、楽しく読み進められますよ。途中の展開にはハラハラさせられますし、ラストの締めくくり方は圧巻です!
SFと青春要素が合わさった珠玉のストーリーを皆さんにも読んでいただきたいですね。
舞妓さんちのまかないさん
京都の花街の舞妓が暮らす屋形で、16歳のキヨはまかないさんとして、日々の食事を作っています。キヨは舞妓さんを目指して京都にやって来ましたが、踊りの才能がなくクビになってしまいました。
しかし、おばあちゃん直伝の料理の才能を見込まれて、まかないさんになったのです。キヨが作る料理は、野菜たっぷりでどこか懐かしい、疲れた舞妓さんたちをほっこりと和ませる美味しそうなものばかりです。
一緒に京都に来た同級生が舞妓デビューしても、嫉妬することなくコツコツと料理で支えようとするキヨは、16歳なのになんて人間力があるんだろう!と感心してしまいます。
どの登場人物も思いやりがあって、読んでいて心がじんわりと温かくなりますよ。
猫暮らしのゲーマーさん
商社で働いている小桜理子は、大のゲーム好きです。ゲームを少しでも長くやりたい一心で、テキパキと仕事を終わらせ毎日定時で帰ります。
ある日、会社の駐車場で仔猫が見つかります。仔猫を一目見た理子は、飼うことを即決したのでした。ヘビーゲーマー女子と仔猫の生活は、それはそれは心がほっこりするもので…。
理子はとにかくゲームが好きで、ゲームの時間を確保するためなら、いくらでも業務効率を上げることができます。そんな理子が仔猫を飼った途端、帰宅してもゲームそっちのけで、仔猫にメロメロになっているところが見どころです。
仔猫の仕草がいちいち可愛すぎて、まるで疑似飼育体験をしているような気分になります。仔猫の存在によって大きく変化した理子の生活は、猫好きな方はもちろん、そうでない方にも微笑ましく感じられるはずですよ!
だがしかし
田舎町にある駄菓子屋の息子、鹿田ココノツの夢は漫画家です。ある日、ココノツは都会から来たお菓子メーカーの令嬢、枝垂ほたると出会います。
美少女ほたるは駄菓子マニアで、駄菓子についてのマシンガントークは止まることを知りません。困惑するココノツですが、二人の夏は始まったばかり…ほたるの駄菓子愛が強烈すぎて…笑
子どもの頃に食べた駄菓子の味を思い出して、また食べたくなりますね。
うまい棒の最高の組み合わせや、ポテトフライの一番贅沢な食べ方など、これを読んだとには必ず試してみたくなります。ほぼ駄菓子だけでストーリーが展開していて、読めば駄菓子博士になれるかも。
駄菓子について語っている時のほたるはキラキラしていて、とても魅力的なヒロインですね…!
AREA D 異能領域
20XX年、珍しい天文現象が起こった後、アルタードと呼ばれる特殊な能力を持った人類が現れました。
12年後、40人の囚人がとある港に集められましたが、全員がまさかのアルタードだったのです。移送先は、謎に包まれたアイランドDという孤島刑務所。アイランドDには果たして何が待ち受けているのか…?
アルタードは自分の意思で身体を大きくしたり姿を変えられるので、一瞬で変身するヒーローのようです。中には人類を超越した力を使いこなすアルタードもいて、絵の効果によって更に迫力満点になっています。
シリアスな雰囲気が基調となっていますが、バトルシーンはスピード感があってカッコいいので、緩急があってどんどん引き込まれますよ!
ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと
過酷なブラック企業に入社して3年、天道輝は電車の前に飛び込んだら会社に行かなくてすむと考えるほど、正常な判断ができなくなっていました。
ブラック勤めの毎日の癒しは経理部の鳳さんの存在でしたが、社長の恋人でなす術もありません。
ある朝、管理人が人を食べているのを目撃し驚いて逃げると、街中ゾンビが増殖していました。ブラック企業で輝が疲弊していく様子は、辛いし悲しい気持ちになりましたが、ゾンビが繁殖する街を見て、「会社に行かなくてもいいんじゃね?やったー!!」と叫ぶシーンでは吹っ切れた爽快さがありますよ。
そこからの輝はハツラツとしていて、ゾンビになるまでにしたい100のことを書き出すなど、とても前向きです。深刻な異常事態にもかかわらず、めげない輝のタフさに元気がもらえる、新しいジャンルのゾンビホラーストーリーです!
言解きの魔法使い
矢萩真は時計修理の仕事をする一方で、失踪した親友、藤堂ナツメの捜索を続けていました。
昔のナツメの言葉をヒントに、矢萩が藤堂家の私蔵図書館に向かい、捜していたナツメと再会できたものの、ナツメは魔女の手で図書館に囚われ、文字に変えられた腕を取り戻すために魔法使いになっていたのです!
漢字や言葉の成り立ちに基づくネタが多いので、文字に興味がある方や、日本語が好きという方は存分に楽しめると思います。図書館という閉鎖的な空間の独特な雰囲気が新鮮で、昭和のノスタルジックと相まって情緒豊かな作風となっています。
注目すべきは、矢萩とナツメの友情です!適度な距離を保ちながらも、互いのことを尊敬し思いやっている様子が、羨ましいくらい素敵ですね。
魔王城でおやすみ
人間と魔物が争っていた時代、魔王によって人間の姫スヤリスがさらわれ、城に幽閉されました。人々は怒り、姫を取り戻すべく勇者が立ち上がりました。
一方でスヤリスは寝る以外することがなく、安眠追求のために魔王城で材料調達をしたりと自由気ままに過ごしていました。スヤリスは囚われの姫のはずなのに、マイペースなところがちょっとズレていて愛嬌があります。安眠を追求する姿勢は尊敬を覚えるほどです。
枕の手作りから始まり、シーツや防音棺桶、蚊帳など、材料や道具を一から調達して工夫を凝らして揃えてしまうところが、スヤリスの芯の強さや粘り強さを感じさせますね。眠れない夜に読んだら、スヤリスの気持ちよさそうな寝顔にほっこりできそうです。
寝ることがテーマの作品って珍しいですよね…笑
ふたり生徒会
ふたり生徒会は、渡清士郎が生徒会長、書記、会計、庶務を兼務し、水谷涼子が副会長を務めています。たった二人だけで取り仕切る生徒会は大変かと思いきや、ほのぼのとした雰囲気で、試行錯誤を繰り返しながら、よりよい学校生活のために頑張っています。
清士郎くんは何事にも一生懸命で、時々空回りしている姿すらカッコいいです。一方で、水谷さんは冷静で仕事ができるタイプですが、なかなか素直になれない意地っ張りな一面があるのが可愛いんです。
地道ながらも楽しそうな二人の活動を応援したくなること間違いなし。
進級や卒業があるので、生徒会は一年で代替わりしていきます。生徒会のペアが代々変わっていくという画期的な面白い展開で、ずっと読み続けたいと思ってしまいますね。
ぜひサザエさん方式で続けてほしい…!
ぼくたちつきあってます…?
ラブレターの渡し間違いから始まる恋…??
男子高生の夏目くんは、片想いしていた春川さんにラブレターを渡そうと決心します。ところが、間違えて冬月さんに渡してしまい…冬月さんはなぜか了承し、付き合うことになってしまいました…。
間違いだったと言えずに冬月さんと一緒にいるうちに、夏目くんの気持ちは変化していくのでした。
夏目くんはちょっと抜けているところもありますが、憎めないキャラです。冬月さんは成績が学年トップの秀才ながら、人付き合いについては不器用なところがあり、夏目くんとのお付き合いに真摯に向き合おうとする姿が健気で可愛いです。
身近にこんなぎこちなくて初々しい二人がいたら、ずっと見ていられそうですよね。
きっかけは間違いだったとしても、愛情は育んでいけるんですね!
忍者シノブさんの純情
男子高生のヒトヨシは、同じクラスのシノブさんが気になって仕方ありません。シノブさんは間違いなく忍者のはずなのに、周りは何とも思っていないようで、気付いているのはヒトヨシだけなのです。
見どころは、忍者だと思われているシノブさんがとにかく魅力的なところ。
追い掛けてくるヒトヨシに煙玉を使ったり、天井に張り付いたり、ドロンと消えたり、忍者としか言いようがない機敏な動きを見せますし、クナイやマキビシなど忍者しか持っていない物を持っていて、誰もがツッコミたくなるはず。
表情はどんな時もクールですが、感情に合わせて微妙に変わる眼差しが、シノブさんの気持ちを丁寧に描き出しています。ヒトヨシとシノブさんの恋の行方も気になるところですよね。
微笑ましい二人のやり取りをずっと見ていたくなります。
汚物は消毒です
両親が再婚したことをきかっけに、潔癖症できれい好きな女子高生ましろとガサツな男子高生の司は突然姉弟になりました。掃除好きなましろと、すぐに汚してしまう司の新生活。
ましろの豊富な掃除テクニックはとても勉強になり、実生活に生かせる実用的なものもたくさん!ましろは美人ですが、近寄りがたい雰囲気があります。
しかし、掃除のこととなるとテンションが一気に上がり、顔つきが一変して輝きだします。
汚れがきれいに落ちて掃除が完了した時の狂気に満ちたな(?)嬉しそうな表情は、私たちまで嬉しくなってしまうくらいとても魅力的です。
突然姉弟になった二人ですが、掃除を通して仲良くなっていく様子はありそうでなかったパターンですね。
JK、社畜を飼う
ブラック企業に入社して3年、社畜として過ごす毎日に犬吠埼謙は疲れ果てていました。
意識をなくして倒れ目が覚めた時、美少女のJK、久留主ニアがなぜか目の前に。そして一緒にいる写真をネタにニアに脅され、ニアのペットとして生活することに…!?
ニアのSっ気の強い小悪魔っぷりが可愛いです。こんなかわいい子の無茶ぶりになら振り回されてもいいかなぁと思ってしまいますね。
社畜とペットという二重生活を送る謙は、ストレスを溜めているかと思いきや、案外ペットでいることが嫌いではないのでは…?と思ってしまいます。
ニアの無茶ぶりはどんどんエスカレートしていきますが、それに付き合う謙も優しいですよね。二人の関係はどうなっていくのでしょうか…?
國崎出雲の事情
國崎出雲は歌舞伎一家に生まれ、幼い頃はよく分からないままその絶世の美貌を生かして女形として活躍していました。
しかし、男らしく生きたいと思う出雲は父と離れ、母と暮らすことを決意します。8年後、母が旅行に出たため父と再び暮らすことになり、女形として奮闘する日々が始まります!
歌舞伎は特別な世界だというイメージがある方も、分かりやすく説明してくれるので読み進めるうちに興味が湧いてくると思います。
出雲は女の子のように可愛らしいルックスですが、人に親切にされたらその恩を返そうと頑張る男気があるので、つい応援したくなってしまいますよ。
出雲が歌舞伎や歌舞伎役者、高校の仲間たちと接して成長していく姿を追いかけてみませんか?
サンデーうぇぶりの面白いマンガを読もう
サンデーうぇぶりには、ここで紹介した以外にも面白いマンガがたくさん読めます。
ラブコメやサスペンス、スポーツ…など王道のジャンルが楽しめますし、なによりマンガに詳しくない人でも「1度は聞いたことある」という知名度の高い作品が多いのも特徴ですね。
アプリを入れておくだけでいつでもマンガが読めるので、他にも気になる作品がないかチェックしてみましょう。
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